せどりで電脳仕入れをやっているとポイントって超溜まります。複数アカウントを運用している時にどこのアカウントにどれだけのポイントがあって、期間限定ポイントの期限管理なんか結構面倒じゃないですか?
そんな時、とっても便利なソフトがマネーフォワードです。
マネーフォワードは銀行やクレジットカードの利用情報の連携は勿論の事、ヤフーショッピングや楽天、トイザらスのポイント残高を一括で管理できます。
勿論、複数のアカウントにも対応しています。この記事では、マネーフォワードによるポイントや売上管理の説明をしていきます!
マネーフォワードとは?
マネーフォワード(Money Forward)とは、家計簿アプリの1つです。
iPhone, Android, Web版があり、どの端末でも簡単に管理できます。
現金で買ったものを1つ1つ手入力する…といった、従来の家計簿のイメージとは異なり、
マネーフォワードでは銀行口座やクレジットカード、電子マネー等と連携して、資産を管理することができます。
もちろん、レシートを撮影して現金で購入したものを記録することも可能です。
入力されたデータ等を集計し、収入支出の推移をグラフ化してくれるのでどのように何に使ったのかというのがひと目でわかるため、管理が非常に楽になります。
使いすぎの対策になる
最近はSuicaやWAON、EdyのようなものからPayPayやファミペイ、メルペイ…など様々な電子マネーが普及しキャッシュレス化も進んできています。
クレジットカードもそうですが、キャッシュレスだとつい「いくら使ったのかわからない」ということになりがちかと思います。
また、残金いくらだっけ?と思い「とりあえず三千円チャージするか…」みたいなこともあるかと思います。
そういった電子マネーやクレジットカードをよく使う人はもちろんのこと、お得に買うために「ポイント制度」を利用している方も多いかと思います。(ポイントも立派な資産です!)
ポイントも管理できる
このマネーフォワードでは、ポイントの制度もできるのでついつい失効しがちな「期間限定ポイント」を見逃しません。
「え、アプリ会社に口座番号渡して大丈夫なの?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
マネーフォワードはすべてのデータが暗号化されますし、マネーフォワードにはビジネス版(マネーフォワードクラウド)があり、ビジネス向けのサービスも運営されています。
昨今セキュリティ問題が深刻化していますが、かなり安心できる会社だと思います。
また、入力するのは口座番号等のみになるので、実際の取引パスワードは使われません。
万が一口座情報等が流出した場合も「使い込まれる」というリスクは少ないかと思います。
実際にどうやって使うの?
マネーフォワードには色々な機能があることをなんとなく理解していただけたかと思います。
多機能なサービスを利用するときに1つ問題になることと言えば、「どう使えばいいの?」といったところではないでしょうか。
「便利そうだな」と思っても実際の使うイメージが沸かないと、どのように始めたらよいか悩むかもしれません。
今回は、簡単な使い方をお伝えしようと思います。
使い方の流れ
まず、今手元にある銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードをすべて登録しましょう。
現金を多く利用する方であれば、銀行口座とは別に「財布」という口座を作ってしまうのもアリですね。(マネーフォワードには「財布機能」というものがあり、財布を1つの口座として扱うことができます。
銀行から現金を引き出すと、その財布口座に自動的に入ったことにされます)
そうすると、それぞれの情報(口座にいくら残っているか、クレジットカードはいくら使っているか等)が表示されます。
これだけでも今の資産、最近の入出金情報というものが視覚化することができます。
予算を立てる
また、月にいくらという予算を立てている方はマネーフォワードでも予算を立てる事ができます。
今月はあといくら使えるのか、ということがグラフで見えるのでどれくらい余裕があるかがひと目でわかります。
もし初めて予算を考える、という場合は「あなたと似たユーザー」を確認すると良いでしょう。
年齢や家族構成をもとに他の人がどれくらいの予算で生活しているかがわかります。
収支の確認をする
現状の資産を目で確認できたら次はここからどのような増減があったかをチェックします。
家計簿初心者であれば、まず難しいことは考えずに自分がどれくらい月に収入を得て支出を出しているかというのを円グラフで確認すると良いと思います。
特に普段クレジットカードや電子マネーを使っている人には効果が大きいと思います。
具体的にどこでどう使ったのが記載されるので、支払日に「こんなに使ったっけ…」というのが防ぐこともできます。(支払い日になると通知も来ます)
また、案外食費をかけている…というようなことに気づくことができるかと思います。
現金派の方はできる限りレシートはもらい、レシートをカメラで撮影して記録すると良いでしょう。
レシートの記載方法によってはかなりざっくりとした登録になってしまいますが、まず必要なのは記録することなので気にせず(もちろん余裕があればカテゴリー等を修正するのが良いのですが)とにかくデータを集めてください。
ポイントを確認する
ポイントに関しては残ポイントを確認するときに「期限が近い順」で並び替えてみることによりどのポイントを優先的に使えばよいかわかります。
またマネーフォワードでは期限が近づくと自動で通知をしてくれるので(アプリ版のみ)使い忘れて失効…という勿体無いことは限りなく避けることができるのではないでしょうか。
ある程度自分がどれくらいの収入・支出をしているかを把握できるようになったら、次に家計の適正を確認することができます。
マネーフォワードには「家計診断」という機能があり、理想の家計と現在の家計をグラフで比較する事ができます。
無料版では細かい品目別の理想との比較はできずに、支出・収入合計のみの比較となりますが、理想の家計と比べていくら支出を抑えているか、逆に支出が多すぎるかということがわかるので今後の家計を考える上で非常に参考になります。
無料版?有料版?
マネーフォワードは無料版と有料版の2つがあります。
無料版だと以下のようなことができません。
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無料版は、長期間の推移を比較することはできません。
ですが、1年分ぐらいのデータしか見ない、データを使いまわしたり他のものに加工したりする必要がないという方は無料版で十分かと思います。
本格的に使うなら有料版
有料版だと様々な細かい管理や評価、サポートを受けることができますがガッツリと管理したいというタイプでなければ無料版で十分かと思います。
ただし、金融機関の連携は10件までなので足りないという方は、有料版を検討したほうが良いかもしれません。
給与用口座、生活費口座、貯蓄用口座…と銀行口座だけであれば問題ありませんがそこに、メインクレジットカード、サブクレジットカード、Suica、WAON、Edy、楽天スーパーポイント、JREポイント…と増やしていくと、案外10件に収まらない場合もあります。
有料版は500円/月なので、検討してみても良いかもしれません。
最後に
マネーフォワードは口座やクレジットカードと連携して管理することができるため、「家計簿を作ろうとして挫折してきた」という人にもおすすめできるアプリです。
登録して、放って置くだけでもある程度支出がどれくらいあるかということがひと目で分かります。
自分が何にどれくらい使うかということがある程度把握できるようになれば次は予算を立てて、予算と結果を比較して、理想の家計と比較して…と徐々にステップアップすることができます。
まずは支出をしっかりと視覚化することが資産を増やす第一歩ではないでしょうか。