2019年格安スマホ選び方 見るべきポイントはココ!

新しいスマートフォンに変えたいけれど、iPhoneやXperiaは高い!

そんなときに選びたいが「格安スマホ」。

調べてみると安いけれど聞いたことないメーカーだし、何を選べばいいの?そう思うことも多いかと思います。

今回は、どう言った観点で格安スマホを選べばよいかについてお話したいと思います。

どの機能を一番重視する?

あなたがスマートフォンを使う上で一番重視することは何でしょうか。

例えば…

  • 写真をよく撮るから「カメラ」の性能が大事
  • ソーシャルゲームをやるから「電池の持ち」が大事
  • おサイフケータイ機能を使うから「Felica」は必須
  • 電子書籍や動画をよく見るから「大きな画面」が大事 などなど…

それぞれ重視する内容があるかと思います。

自分のニーズに合ったスマートフォンで、お手頃な値段だと助かりますよね。

今回は「カメラ」「電池持ち」「Felicaの有無」「画面の大きさ」を元に、2019年5月現在、発売されている格安スマホ(ミドルレンジ)を紹介していきたいと思います。

【補足】スマートフォンのクラス分け

スマートフォンを検索すると「フラグシップ」「ハイエンド」等の文字が目につくと思います。

これは何が違うのでしょうか。簡単に説明します。

モデル名

説明

おすすめする人

フラグシップモデル

最も力を入れているモデル。

大手キャリアが取り扱う。

10万円前後。

最先端のものに触れたい。スマートフォンで仕事や3Dゲームをよくする人向け。

ハイエンドモデル

高機能モデル。(フラグシップモデルと同一の場合も)

大手キャリアが取り扱う。

10万円前後。

最先端のものに触れたい。スマートフォンで仕事や3Dゲームをよくする人向け。

ミドルレンジ

中堅的なモデル。

MVNO(格安SIM)が取り扱う。

~7万円程度。

一般的な使い方をする人向け。

お手頃な価格でコストパフォーマンスを求める人向け。

ローエンド

エントリーモデルや新興国向けモデルとも。低性能価格モデル。

MVNO(格安SIM)が取り扱う。

1~2万円程度

電話とメール、テキスト中心のサイトをちょっとだけ…のようなライトユーザーやサブ機を探している人向け。

*値段に関しては目安です。

1.カメラ機能が大事!「Google Pixel 3a」 48,600円

Google Pixel 3aは2019年5月17日に発売されたばかりの超最新機種です。発売予定は6月上旬からですが、2019年で一番のおすすめ機種と言えます。

GoogleはPixelシリーズと呼ばれるスマートフォンを販売してきました。このPixel 3aはその中でも人気のあるPixel3の廉価版です。この低価格でありながら、画面サイズが5.6インチで「Felica」を搭載しています。

今までの安いスマートフォンはこの「Felica」がないので、Suica等の交通系ICカードやおサイフケータイを愛用している人は手を出せなかったのではないでしょうか。

安価だとフリーズしたりすると思う方といるかと思いますが、プロセッサにSnapdragon 670を採用しており、これは中間的な処理能力を持っています。

中間的な性能

中間的?と思われるかもしれませんが、2,3年前のハイエンドクラスモデルよりも性能が高い場合が多いです。

したがって、通常の通話やチャット、一般的なゲームアプリであれば何の問題もないと思います。緻密な3Dアクションゲーム等をプレイすると、少しスマートフォン本体が熱くなることを感じる場合があります。

そしてPixel3でも話題となった「AIを駆使したカメラ」は、同様のものを搭載しています。暗い中での撮影でも暗視カメラのように明るく写したり、自動的にベストショットを選んでくれたり、高性能なカメラを手軽に簡単に楽しめるものになっています。

急速充電で15分の充電で最大7時間も利用可能、指紋認証でさっとロック解除。旅先に、出先につれて行きたくなるような生活のワンシーンを楽しくするスマートフォンです。

スペック

ディスプレイ

5.6インチ

バッテリー

3,000mAh 急速充電

ストレージ

64GB

プロセッサ

Snapdragon670

重量

147g

OS

Android 9 Pie

2.画面サイズが大きめがいい!「Google Pixel 3a XL」60,000円 

先程ご紹介したPixel 3aのサイズが大きくなったバージョンです。

画面サイズが6.0インチと一回り大きいイメージです。

電子書籍や動画をよく見る人、情報量が多いのが好きな人におすすめのモデルです。

スペック

ディスプレイ

6.0インチ

バッテリー

3,000mAh 急速充電

ストレージ

64GB

プロセッサ

Snapdragon670

重量

167g

OS

Android 9 Pie

3.Ferica対応がいい!「AQUOS sense2 SH-M08」 3万円台

やっぱりスマホも国産がいいという方におすすめなのがAQUOS sense2 SH-M08です。

ディスプレイサイズは5.5インチでちょうどよいサイズ感。またNFCを搭載しているためおサイフケータイが利用可能です。Suica等の交通系ICカードユーザには必須の機能ですね。

Sense2の一番の特徴はIGZO液晶と呼ばれるシャープ独自開発のディスプレイです。画面の表示が美しく、何よりも消費電力が少ないのが魅力です。

バッテリー持ちを伸ばすために画面の照度を下げる、というライフハックをしている方もいるかと思いますが、Sense2ではそもそもの消費電力が少ないので明るいまま電池持ちをよくすることができます。

また、音楽好きな人にもおすすすめ「ハイレゾ音源」に対応しています。ハイレゾ音源を体験するとふつうのMP3じゃ物足りない…といわれる高音質を格安スマホでも楽しめるようになっています。

また、指認証や顔認証、防水にも対応。7色のカラーバリエーションがあり自分のお気に入りを見つけてください。ミドルレンジとして非常に安定しているモデルであり、毎日手軽に使うのにちょうどよいスマートフォンです。

スペック

ディスプレイ

5.5インチ

バッテリー

2,700mAh

ストレージ

32GB

プロセッサ

Snapdragon450

重量

155g

OS

Android 8.1

4.大きな画面でカメラを手軽に楽しみたい!「HUAWEI P20 lite」 2万円台

Felicaはいらないしもう少し安いのが良い…という方におすすめなのがHUAWEIのP20 lite。5.8インチと大きめのフルスクリーンディスプレイに3,000mAhのバッテリーで急速充電に対応しています。

また、ダブルレンズを搭載しており奥行きのある“ボケ味”を出した写真を簡単に撮影が可能です。顔認証機能搭載で0.8秒の速さでスマートフォンにアクセスできるため、さっと写真を撮るのにおすすめです。カラーバリエーション3色から選べます。

プロセッサはKirin659と、Pixel 3aやsense2とは異なるメーカーのものを使用しています。こちらはちょっとパワーが物足りない…と感じることもあるかもしれません。

あまり3Dゲーム等をしない方におすすめです。通常の通話、メール、ブラウジング等は問題なくサクサク動作します。

値段の安さ、全体的なバランスから見てゲーム等をしないミドルユーザー、ライトユーザーにおすすめの万人受けする機種の一つだと思います。

Google、AQUOSと比べるとHuawei?と思う方もいるかもしれませんが、世界規模で見れば2018年段階で世界シェア2位です。世界中でよく使われているスマートフォンの一つです。

*ちなみに1位はサムスンで、3位はAppleです。

また日本でも2018年で一番売れた端末になっています。

スペック

ディスプレイ

5.8インチ

バッテリー

3,000mAh 急速充電

ストレージ

auモデル:64GB UQ/ワイモバイル/SIMフリーモデル:32GB

プロセッサ

Kirin 659

重量

145g

OS

Android 8.0

5.とにかく格安がいい!「ZenFone Live L1」 1万円台

もっと安いスマートフォンが欲しい!という方へ破格の1万円台スマートフォンです。

今まで書いてきたスマートフォンと比べると性能は落ちますが、普段あまりスマートフォンを使わない人や、サブ機を探している方におすすめです。カラーバリエーションは4色から選べます。

ゲーム等をするにはあまり向きませんが、通常の通話やメール、ブラウジングには問題ありません。

顔認証が使えるのでパスワード等を入力することに不慣れな方や、お子様に持たせるのにもちょうどよいかもしれません。さっと電話したりするのに非常に便利です。

またカメラもシャッターのラグもなく手軽に使えるオートモードや美人エフェクトが搭載されており、画質に関しても特に問題はありません。

またディスプレイも通常だと5インチぐらいの画面になるところを5.5インチと大きめを載せているため、大きくきれいに見る事ができます。軽くて薄くバッテリー持ちもよく、SIMスロットが2つあるので海外旅行によく行く方にもおすすめです。

スペック

ディスプレイ

5.5インチ

バッテリー

3,000mAh

ストレージ

32GB

プロセッサ

Snapdragon430

重量

140g

OS

Android 8.0

まとめ

いかがでしたでしょうか。

格安スマホはハイエンドクラスでなくても十分な性能を持っているので、自分にピッタリの製品を選ぶことが大切になるかと思います。

最後に簡単にまとめると以下の通りです。

カメラ重視派!Google Pixel 3a
画面は大きいのがいい!Google Pixel 3a XL
防水は必須!AQUOS sense2 SH-M08
おサイフケータイ使いたい!

Google Pixel 3a

Google Pixel 3a XL

AQUOS sense2 SH-M08

電池切れは避けたい!

Google Pixel 3a

Google Pixel 3a XL

HUAWEI P20 lite

売れているスマホがいい!

HUAWEI P20 lite

あんまり使用頻度高くない/サブ機が欲しい!

ZenFone Live L1

格安スマホ選びに役立ててくださいね。