CSSの差し替えでプラグインをカスタマイズしよう!

プラグイン「last-line-ad」には、

  • COCOON用CSS
  • JIN-SANGO用CSS
  • STORK用CSS

といったカスタマイズできるCSSが付属しています。

該当するCSSを「追加CSS」に貼り付けることで、反映させることができます。

 

デフォルトの表示について

ここでは、一例としてテーマ「COCOON」で解説してきます。

プラグインを設定した当初のデフォルトの表示は、いたってシンプルです。

 

ページに個性を出すには、

  • 「次のページ」のリンクボタン
  • 次のページにある見出しの表示
  • 数字で表示されるページネーション

をカスタマイズしたいところです。

 

付属のCSSを使う

付属のCSSは、追加CSSにコピーペーストすると反映させられます。

COCOONの場合は、次のように表示が変わります。

「次のページ」と「見出し名」が、同じリンクボタンに表示されるようになりました。

 

青枠の色を変えてみよう!

ちなみにですが、この青枠の色を変更するには、

.heading.pager-prev-next span.page-prev-next {
	background: #f0f7ff;/* 背景色 */
	border: solid 3px #5b8bd0;/* 線の種類・太さ・枠線色 */
	padding: 0.5em 1em;/* 余白 */
	height: auto;/* 高さ */
}

の、

  • background(背景)
  • border(枠線)

にある「#●●●●●●」の部分を好きなカラーコードに変更すると色が変わります。

 

「次のページ」と「見出し名」のカスタマイズ

ただ、これだけの色の変更では面白さも少ないと思います。

そこで、コピペでカスタマイズできるように、いくつかのパターンを用意させていただきました。

好みに合うものがあれば、使ってみてください。

枠の角を丸くする

先ほど色を変えたリンク枠の部分です。

このように角の丸みを変化させることができます。

入力するコード

.heading.pager-prev-next span.page-prev-next{
	border-radius: 50px;/* 丸くする加減*/
}

「50px」と書かれている部分の数字を変化させると、丸みの加減を変化させられますよ。

 

太字にする

太字にすると、印象を強くすることができます。

太字にするには、付属のCSSに追記します。

【元のコード】
.heading.pager-prev-next a {
	width: 60%;
}

【太字にするコード】
.heading.pager-prev-next a {
	width: 60%;/* 全体の横幅 */
	font-weight: bold;/* 文字の太さ */
}

このように、「.heading.pager-prev-next a」の中に、「font-weight: bold;」を追加すると太字に設定することができます。

ちなみにですが、以下の設定と変更することもできるので、好みに合ったものを選びましょう。

  • normal
  • bold
  • lighter
  • bolder

 

ページネーションのカスタマイズ

数字が表示されている部分のカスタマイズです。

COCOONでは、「.page-numbers」でカスタマイズが行えます。

ただ、次のページリンクにも反映されてしまう部分がありますので、組み合わせによっては上手く反映されないことがあります。

丸いボタンにする

先ほど角を丸くするカスタマイズがありましたが、こちらは同時に丸める設定ができます。

これは、新たにCSSの追加を行いましょう。

.page-numbers {
	 border-radius: 50px;/* 丸くする加減 */
}

 

ページネーションの色を変える

数字部分の色の変え方についてです。

COCOONでは、「.pager-links span」を使用すると変更ができます。

こちらも同様に次のページへ部分にも反映されます。

こちらは、「次のページ」のリンクボタン部分と表示しているページのナンバー部分が連動しています。

そして、開いていないページの数字部分に、色を指定しています。

/* 次のページと表示ページの数字部分 */
.pager-links span{
	background-color:#fdf5e6;/* 背景色 */
	border: solid 3px #deb887;/* 枠線色 */
}
/* 表示していないページの数字部分 */
.pager-links a span{
	background-color:#ffe4e1;/* 背景色 */
	border: solid 3px #ffe4e1;/* 枠線色 */
}

このようにすることで、個性のある仕上がりに変更することができます。

 

太字にする

次のページ部分と数字の部分を、同時に太字にすることもできます。

入力するのはこちらです。

.pager-links span{
	font-weight: bold;/* 文字の太さ */
}

 

カスタマイズで印象が変わる

このように自分好みにカスタマイズすると、簡単に個性ある仕上がりに変更できますよ。

【変更前】

【変更後】

 

ちょっと上級者編カスタマイズ

ここまでカスタマイズをしていると、「次のページ」という表記を変更したくなりませんか?

プラグインを少し編集すると可能です。

ただ、失敗するとプラグインが動かなくなってしまうので、間違えた時はプラグインをアンインストール&インストールで初期状態に復元しなければなりません。

そのため、カスタマイズに慣れている方だけにしましょう。

プラグインの編集画面で編集しよう!

まず、プラグインの編集画面を開きます。

メニュー画面の「プラグイン」の中にあります。

編集画面を開き「Last line Ad」を選択して、編集画面を開きましょう。

編集画面中盤「294」と「317」行目に、「次のページ」という表記があります。

こちらの表記を変更すると、好きな表現に変えることができます。

次のページが同じ記事内の時の場合」と「次のページが別な記事の時(最後のページ)」に分けて表示を変更することができますよ!

 

今回ご紹介したカスタマイズは一例ですので、枠線を点線にすることなども、通常のCSSカスタマイズ同様に行うことができます。

自分のサイトにあったカスタマイズを行い、統一感のあるデザインにしましょう。