最近、テレビでもビットコインの話を良く耳にするようになりました。
その理由の一つとして、ビットコインは数倍ですが、他のアルトコイン達は数十倍になりこの4月からの2ヶ月間でコイン長者が多数現れたからでしょう。
その、過熱ぶりは凄まじい物があります。
その長者達の成功?は殆ど知名度の無い暗号通貨にリスクを持って投資した結果です。
株式等の流動性があり値動きの荒い物に投資する事をギャンブルと毛嫌いする人も多いですが、リスクの無い所に利益は無いと思っています。
これは一般的なビジネスも一緒で、的確なリスク判断をしながらビジネスに向き合いたいと思います。
さてさて、ビットコインで一番の興味がある事は、発行元のはっきりしないビットコインに誰が最初に価値を与えたのかです。
ちょっとネットで調べたところ、最初の取引はピザで実験の延長だったようです。(真偽は不明)
そこから利点を感じる人が増え、今のような価値を持って行ったわけなのですが、ここまで価値を持ったのが不思議で仕方がありません。
お金を作り出した!お金を金と例えられたとすると、錬金術が現実となった事になります。
ビットコインは信用貨幣のように政府のお墨付きの無い暗号通貨が実際に価値を持っているので不安定極まり無いように感じますが、各国政府発行の貨幣も政府のお墨付きがあるってだけで、意外に政府の影響を受けないビットコインの方が信頼出来るような物になって行くんじゃないかと考えたりしています。
発行機関が無い事や流通量が決まっているビットコインは普遍的な価値を持つを金に似ている部分があると思っています。
人は妬む生き物ですので、リップル等発行機関のある通貨が値上がりして妬ましく思う作用って言うのは、通貨の価値上昇の妨げになるのではないかとも予想しています。
貨幣価値を機関の意思で操作できる状況と言うのも危うい気がします。
ですので、自律した仕組みを持ち干渉が少ないビットコインは、数年後「やっぱりビットコインだよね」って事になってるんじゃないかなーって予想します。
ただ、他の暗号通貨とちょっと違う性質を持っているビットコインは逆言うと守ってくれる主幹機関も無い為、他の通貨機関や政府からの圧力等、危うい所もあるとは思いますが、今の時代、大きな機関が個を制御する事は難しくなってきていますので、圧力に負けず価値を上昇させて行くのではないでしょうか。
という事で、僕はビットコインを中心に分散投資を継続して行きます。